あかちゃんといっしょの暮らしをお手伝いします・抱っこやおんぶ・お出かけアイテムを提案するお店です

「あかちゃんといっしょ」のサイトをご覧の皆さん、きょう、何食べる?
カウンセラーの高橋ライチです。

このコラムは、月1回更新予定です。

私の大好きな漫画「きのう何食べた?」(よしながふみ著 モーニングKC)にちなんで、食事を担当している主婦の多くの合言葉「きょう何食べる?」をこの連載のタイトルとしてみました。
今夜のメニュー決めのヒントも書きつつ、日々の暮らしにまつわるあれこれ、子どものころのことなど綴ります。
妊婦さんや、赤ちゃん育児真っ最中の皆さんが、ほっと一息つけるような時間になれば幸いです。

さて第3回のテーマはじゃがいもです。
八百屋さんの店先に、新じゃがや新たまねぎが並び始めました。春ですね。

新じゃがは、皮が薄くて柔らかいので、タワシで泥を落としたら、皮ごと調理できるのが楽ですね!
そのまま茹でるか、蒸す。ぺりぺりと皮をむいて、離乳食にも使えます。

2歳、3歳くらいになったら、一緒にタワシでごしごし洗うのをやってもらうのも楽しいです。

私、子どもの遊びに付き合うのが苦手だったんです。
おままごともトランプも、せがまれてやり始めてもすぐに飽きてしまう私(娘たち、ごめんよ)。

だけど、台所仕事に巻き込むのなら、苦にならないと、あるとき気づきました。
料理を子どもにやらせることがストレス、という人もたくさんいるので、そこは無理はしなくていいと思うのですが、台所仕事を一緒にやることのメリットは、食事の準備の間にぐずらない、ということです。

夕暮れ泣き、という言葉があるとおり、赤ちゃんは夕方にぐずりがち。幼児になっても、夕暮れのせわしなさか、暗くなる不安か(これって遺伝子に刻まれた太古の記憶なのかしら?)で、夕飯準備の忙しい時に限って、母のケアを求めるんですよね。

そんな時、「じゃあお手伝いしてくれる?」とか、「一緒にごはん作ろうね」とか、「いまからお店やさんの準備です、コックさんよろしく」などとごっこ遊び風に見せかけて(笑)、野菜洗い(水遊びになっててもよいのです)やビニール袋の上からの塩もみなんかを分担するようにすると、こちらも邪魔されずにキッチンでの作業が進められます。

そうそう、もっと小さい、7〜8か月のお座りの頃には、小さなボウルと泡だて器をもたせていたこともありました。普段使っているおもちゃとは違う、不思議な形の調理器具、けっこう子どもは遊ぶんですよね。

ごはんの時間だけじゃなく、おやつに向けて一緒に調理するのも、食事のときほど時間に追われてないので大人は気楽です。雨の日の遊びにも、調理はいいです。終わったら食べられるというのが子どもにとっても大きな魅力です。

さて、じゃがいもです。1袋、一気に調理してしまいましょう。
100円ショップで売っている小さなたわしが、子どもの手にはぴったり。軍手型の野菜洗い(表面がけばけばしてるやつ)も便利かもしれません。
きれいに泥を洗ったら、皮ごと鍋にいれてひたひたの水で茹でるか、これまた100円ショップで売っている蒸し皿を鍋に入れて蒸します。茹でるより蒸したほうが、味が逃げずにおいしいです。

箸や竹串を差して、すっと入れば、できあがり。

食卓で、塩を振ってはふはふ、ふーふーしながらいただきましょう。

少し大きい子ならバターやマヨネーズ、大人はオリーブオイル+塩などお好みで。
皮は、蒸かしてあれば手でぺり〜っとむけます。手がべたべたになるのが気になるようならペーパータオルや清潔なふきん(てぬぐい系の薄い木綿が使いやすい)を渡しておきます。熱いうちに皮をむきたいときも、これでOK.

さて、おやつでそのまま食べきれなかったら。残りは皮をむいて、ポテトサラダにしてしまえば夕飯の1品ができます。薄切りきゅうりの塩もみ、ハム、我が家は玉ねぎも塩もみして入れますが、小さい子には辛いかな?私は粒マスタードや粉チーズを入れたりもします。(ワインのおつまみに♪パクチー入れるのも好きです)

あるいは、残ったじゃがいもの皮をむいて冷蔵庫保存し、翌日、フライドポテトはいかがでしょう。 揚げ物はめんどくさいイメージがある人も、大丈夫。火の通ったものだったら、表面がカリッとすればいいだけなので、炒めものより多めの油を敷いて、中火で揚げ焼きにするのが手軽です。

その際、じゃがいもを食べやすい大きさに切って(小芋ならまるごと)、ビニール袋に入れ、小麦粉を大さじ1くらいいれてよく振ります。これも子どもにお願いできる役目ですね。空気をいれたビニール袋の中で、お芋の表面に粉がまんべんなくまぶされたら、揚げ焼きします。



こんがりしたものから順にキッチンペーパーに上げて油を切ったら、塩、胡椒、好みでドライパセリなどのスパイスを振ると揚げたてほくほくのフライドポテトの出来上がりです。



写真は新じゃがではなく旧じゃが。つまり、季節問わず年中楽しめます。
じゃがいもは、通年値段が安定していて日持ちもするし、和洋中に使える野菜なので常備してあると便利ですよね。
旧じゃがの場合でも、皮ごと蒸してOK。皮をむくのは子どもに任せられます。生の状態を包丁でむくよりラクで可食部分が大きい(生ごみが少ない)です。カレーやシチューに入れる時も、私は先に皮ごと蒸しています。
蒸して皮をむいたものが冷蔵庫にあるだけで、ベーコンと炒めればジャーマンポテト。味噌汁の具にするときも火が通っているのであっという間。便利ですよ。
あ、「芽」をとることをしっかりお子さんにも教えてあげてくださいね!「芽」と緑に変色した部分は毒があるので食べられないよ、というのは生きる知恵として伝えましょう。何度も繰り返し、食べるたびに教えてあげるとようやく知恵の伝授は完成です。

私の夫は北海道出身。なので(?)、蒸しじゃがをそのまま食べるの大好きです。バター、塩、マヨネーズを添えて出すと自分で好みの味付けにして食べています。いかの塩辛を載せたりもします。たらことマヨネーズも美味しいですね。

もし、娘がまだ小さくて、「きょうのおいもは、●●ちゃんがむいたんだよ」なんて言ったら夫はさらに喜んで食べただろうなあ、と思います。
実際には残念ながら、現在中2の娘は、まったく手伝いという手伝いをしませんが。
手伝わないくせに、娘がフライドポテトを食べる速さはすごいです。瞬殺でなくなります。中学生、ジャンクな味が大好きな年頃ですからね。
ジャンクといっても、ファストフードやコンビニのフライドポテトよりも安心で栄養もありそうなおうちポテト、あるだけ食べてもそんなにいやな感じがしません。

蒸しじゃが、ポテトサラダ、フライドポテト、ジャーマンポテト、カレー、シチュー、味噌汁の具…。いろいろ使えて、離乳食から幼児、少年少女、大人にも人気の蒸しじゃがいも。ぜひ活用してみてください!

(完。おそまつさまでした^^)

高橋ライチ
コミュニケーション・カウンセラー 
2003年に「こぶたラボ」を立ち上げ、子育て中の母のコミュニティのパイオニアとなる。平行してカウンセリングで女性が自分らしく生きることをサポート。講座では「聴く」ことの技術のみならず楽しさと感動を伝えている。2011年の東日本大震災後、ママの話を無料で聴く「リスニング・ママ プロジェクト」をウェブ上で運営中。NHK TVや新聞でも紹介され、注目を集めている。14歳と24歳の姉妹の母。1969 年新潟生まれ。
ブログ:http://ameblo.jp/lychee-tangerine/ リスニング・ママ プロジェクト:http://lis-mom.jimdo.com/